大きく負けないこと

FXを始めたばかりの初心者は、勝つことよりも大きく負けないことに重点をおいてトレードをしていくのが良いです。

方法としては、ロスカットをしっかりやる、無闇にエントリーしない、小ロットでエントリーする、などがあげられます。

まだトレード技術が未熟なうちに負け続けて証拠金を大きく減らしてしますと精神的にまいって、トレードをやめてしまいたくなるかもしれません。

勝つことは一旦置いといて、防御面のほうを磨くのがトレーダーとして長生きするコツです。

FXでの短期売買


 FXで取引きを行う際には、外国為替市場の為替相場のレート変動を利用し、その為替差損益を求めていく投資方法と、通貨の金利差であるスワップポイントを求めていく投資方法の二つの投資の方法が存在します。

このどちらかを選ぶことにより、その投資のスタイルはかなり違ってきます。
長期売買の場合は、日ごとに集計されるスワップポイントを求めていく事になりますので、為替変動の安定した通貨を選択し、投資家の預けた証拠金よりも損失が上回らないように行われる含み損益の強制決済、いわゆるロスカットを回避する必要があります。

このために、取引業者から資金の融通を受けて、投資金額よりもはるかに大きな通貨の取引きを可能にするレバレッジの使用倍率を低く抑え、常にロスカットが行われる価格と、自分の保持している通貨の含み損を比べてかなくてはならないのです。

これに対して短期売買では、もちろんロスカットに対しての考慮は必要になりますが、基本的には大きなレバレッジを使い、小さな為替レートの変動でも利益としていかなくてはなりません。

例えば、1ドル100円という為替相場にてドルを買って投資をするという状況下で、レバレッジを使わない取引きと、レバレッジを大きく使った取引きを比べてみましょう。

それぞれの手持ちの投資金を10万円とすると、レバレッジを使わない場合は、1000ドル分のドルを買うことができます。
その後、為替相場が1ドル101円になったします。すると、先ほどの1000ドルの価値は10万1千円に変わりますので、このドルを売れば1千円の利益が出ることになります。

では、レバレッジを使った場合を考えましょう。レバレッジの大きさは国内のFXでの最大倍数である25倍を使います。こうすると投資資金が10万円から250万円になりますので、2万5千ドル分のドルを買うことができます。
その後、同じように為替相場が1ドル101円になりました。すると、先ほどの2万5千ドルの価値は、252万5千円に変わりますので、このドルを売れば2万5千円の利益が出ることになります。

このように、同じ10万円の投資でもレバレッジを使えばそのレバレッジの大きさの分だけ利益が出ることになるのです。
ちなみに、いま例に出した1ドル100円から101円の変動は、アメリカの米ドルと日本の円の一日の値動きで生まれるおおよその為替差損益の幅になり、短期売買では、こうした小さな値動きを利益にしていかなくてなならないため、大きなレバレッジを使う必要があるのです。

もちろん、このレバレッジを使った短期取引には、デメリットも存在します。
レバレッジは、投資した資金に対してその効果を大きくするための仕組みになっているため、利益を大きくできると同時に、損失もまた大きくしてしまうのです。

先ほどの例をそのまま使うと、1ドル100円の為替相場が99円に変わってしまった場合には、レバレッジを使用しない場合は1千円の損失ですが、レバレッジを使った場合には、わずか1円の値動きで、2万5千円もの損失が出てしまう事になります。

また、レバレッジを大きく使っていると、通貨の含み損も大きくなるために、先程のロスカットにも合いやすくなり、取引きの最中に強制的に損失のまま決済が行われて、巨額の損失を余儀なくされることもあるのです。

こうしたことから、短期取引でレバレッジを使う場合には、ロスカットに合わないために、無暗に大きなレバレッジを使う事を避け、損失に為替レートが動いた場合には、すぐに損切をして損失を自ら取り込んで取引を終わらせるという判断が必要になるでしょう。